【仙台市の外壁塗装】高圧洗浄とは？

今回は外壁塗装や屋根塗装をする際に必ず行う作業である「高圧洗浄」について解説していきます。

 

高圧洗浄とは

専用の機械から水を噴射させて、その水圧によって外壁、屋根に付着したゴミや汚れをきれいに落とす作業のことです。

外壁塗装や屋根塗装では、塗装をする面（外壁や屋根）に経年劣化によりホコリ、コケ、カビといったゴミや汚れが付着したり、ゴミなどが塗装する面に残っていると、塗料を覆う塗膜の密着力が弱くなったりします。そのような状態で塗装をすると、ゴミを挟んだまま塗装をすることになるので塗膜が剥がれてしまい、塗料本来の性能をしっかり発揮することができません。高圧洗浄をしっかりと行うことで耐久性のある外壁や屋根の塗装をおこなうことができます。

 

高圧洗浄の期間

高圧洗浄は、外壁塗装や屋根塗装の最初の作業工程です（足場は設置してある前提）。家の大きさや築年数、前回の塗装からどれくらいたっているか等実際のお住まいの状態によりますが、家の全体に高圧洗浄を施すと、大体1日がかりで高圧洗浄を行うことが多いです。作業時間の目安は大体「約3~8時間」で作業します。

また、強い水圧で外壁のゴミや汚れを除去するので、作業後は外壁を乾燥させないと塗装ができません。水分が付着したまま塗装をすると、塗料が膨らんでしまったりうまく付着しなかったりしてしまいます。これは早期の塗料の剥がれにつながるため、高圧洗浄後は「乾燥期間」をつくります。さくらペイント工房では、基本的に、一日かけて「高圧洗浄」→翌日「塗装開始」の流れで塗装をしており、乾燥時間を一日作っています。

 

高圧洗浄の注意点

 

・窓を閉める

高圧洗浄機は高い水圧で作業するので、窓を開けたままにしておくと水が室内に入ってしまいます。高圧洗浄をする前には窓やドアは閉めておくようにしましょう。業者に高圧洗浄のスケジュールを事前に確認しておくと安心ですね。

 

・汚れやごみに気を付ける

高圧洗浄をすると汚れやごみを水圧で落とすことができます。その汚れやごみが飛んでしまい、外構や車に飛んでしまうケースがあるので、心配であれば事前に業者に相談しましょう。

 

・騒音に注意

高圧洗浄中は、専用の機械から騒音が発生します。静音タイプのものもありますが、音は必ず発生します。工事前には施工する業者が近隣に挨拶をしますが、高圧洗浄作業中に騒音が発生することを伝えてもらうようにしましょう。

 

・高圧洗浄で使う水道料金は施主様が支払う

高圧洗浄の水道代は施主負担です。

しかし、高圧洗浄にかかる水道代は実はそこまで高いものではありません。

業務用高圧洗浄機の吐出水量（出る水の量）を毎時600リットルとします。

例えば、朝から夕方まで10時間ぐらいかけて高圧洗浄作業を行うとすると、使用した水量は、1時間で600リットル、10時間で6000リットルになります。

すると6000リットル＝6立方メートルになるので税込み1,556円が高圧洗浄にかかった水道代になります。（東京都23区の水道料金で計算）

 

今回は高圧洗浄について解説してきました。

外壁塗装を行う際は必ず行う重要な作業なので知識があれば、より安心して業者に確認できます。塗装は安く済むものではありませんので、しっかり知識をつけてよい外壁塗装を行ってもらいましょう！