【仙台市の外壁塗装】水性塗料ってなにがいいの?
2023/09/06
外壁塗装や屋根塗装をする中で必ず何の塗料を使用するかお話が出ると思いますが、皆さんは水性の塗料にどのような印象を持っているでしょうか?
今回は水性の塗料のメリット、デメリットを紹介してよい塗料選びの参考にしていただければと思います。
水性塗料のメリット
水性塗料の一番のメリットは、塗料独特の臭いがほとんどしないことです。塗料が乾燥する際に、油性塗料は塗料の中に含まれるシンナーが蒸発するので臭いが発生するのに対して、水性塗料は塗料の中の水分が蒸発するのみで臭いが発生しませんので、近隣にお住まいの方にも配慮できた塗装ができます。
また、シックハウス症候群や大気汚染などの原因とされる「VOC(揮発性有機化合物)」の排出が少ないので環境にもよいです。安全面も優れており、油性の塗料のようにシンナーを含んでいないため、引火する危険性が低いので管理場所や施工場所などでの火事の心配が少ないです。また使用した道具類を水道水で洗うことができること、など「扱いやすさ」も優れていますので簡単なDIYにも適しているといえます。
まとめ
・塗料独特の臭いがほとんどしない
・「VOC(揮発性有機化合物)」の排出が少ないので環境にもよい
・引火する危険性が低いので安全
・扱いが簡単
以上のようなメリットを挙げられました。
次にデメリットとして注意する点をご紹介します。
水性塗料のデメリット
水性塗料は油性塗料に比べて乾燥しにくく、塗装に適していない時期(気温が低い時期や湿気の多い時期)にはかなり左右されてしまう可能性がある塗料です。なるべく暖かくて晴れている日に、十分な換気を行いながら塗装をするとよいでしょう。
また水性塗料は、窯業系サイディング(サイディングボード)やモルタルなどの素材にはよくあいますが、アルミやステンレスなどの金属には付着しにくい性質があるため、トタン(鉄)屋根の下塗りや、雨樋、破風板、軒天などの部分の塗装には向かない場合があります。その場合は、塗装する部分の下地をケレンしたり、油性塗料で下塗りをする、といった方法もあるので、気になるところがあれば業者に相談しましょう。
まとめ
・油性塗料に比べると乾燥しにくい
・金属の塗装には抜かない場合がある
水性の塗料に向いている塗装
ざっくりいうと、室内で使用する場合は臭いが薄く、環境に配慮した水性塗料が適しているといえます。主に内装の壁や天井、木部などは水性の塗料がおすすめです。
ただし、メーカーの開発も進んでいて、現在は屋外で使用可能な水性塗料も販売されていますので、屋外で水性塗料を使う場合は「屋外用」と表示されているものを使いましょう。完全に乾燥してしまえば水に流れることはありません。
今回は「水性塗料」について解説しました。
かつては水性塗料といえば屋内で使う印象でしたが、使い方を間違えなければ屋外でも十分に活躍できます。しっかり知識をつけていい塗装をしていきましょう!
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