【仙台市の外壁塗装】油性塗料の良さとは?水性とどっちがいいの?
2023/09/07
昨日の記事【仙台市の外壁塗装】水性の塗料ってなにがいいの?で水性塗料のご紹介をしましたが、今回は油性塗料のメリット、デメリットをご紹介して比べていきたいと思います。
油性塗料のメリット
油性の塗料のメリットは油性ならではの耐久性の高さと仕上がりの美しさ(艶)です。
油性塗料に含まれる樹脂が耐久性の高い塗膜を作ることができ、塗膜の厚みが均一になりやすいのです。油性塗料を塗った直後はハケ跡やローラー痕がありますが、乾燥するとともにハケ跡、ローラー跡がなくなり、デコボコのない真っ直ぐな平らな塗膜になります。
さらに、水性塗料と比べ表面張力が低くく、細部への浸透性が高いので耐久性も向上しています。
塗装する環境(天候や気温)に左右されにくく、乾燥が早いことや、密着性が高いので素材(塗装する箇所)を選ばずに塗装できます。
また、金属への塗装が可能であったり、下地塗りをしないでそのまま上塗りをかけることもできるため、水性塗料では対応できない箇所の塗装に向いています。
メリットまとめ
・耐久性の高さと仕上がりの美しさ(艶)がある
・塗膜の厚みが均一になりやすい
・環境に左右されにくく、乾燥が早い
・金属への塗装が可能
油性塗料のデメリット
油性の塗料は有機溶剤としてシンナーを使用しているので、水性塗料と比べて塗料独特の臭いがします。この溶剤は、健康や環境に被害を及ぼすとされている『VOC「揮発性有機化合物」』をだすため、塗装する際は近隣への配慮や注意が必要です。また、シンナーは引火性が高いという性質をもつため、保管の場所や管理の仕方に十分な注意が必要です。
また、最近では弱いシンナーでも溶かせる「弱溶剤」とよばれるタイプの油性塗料も開発されています。この弱溶剤のタイプは従来の溶剤塗料よりも臭いや刺激が少なくて、人体や環境への影響が少ないので、水性塗料を適用できない箇所の塗装に使用するとよいでしょう。
デメリットまとめ
・塗料独特の臭いが強い
・「VOC(揮発性有機化合物)」を排出する
・保管場所や管理の仕方に十分な注意が必要
以上油性塗料について解説していきました。
最後に「水性塗料」「油性塗料」を総評したいと思います。
それぞれ適した用途や塗装箇所がある
水性塗料にも油性塗料にも、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
ざっくりいうと、室内で塗装する場合は臭い、環境、健康に配慮した「水性塗料」、屋外など外での耐久性、美観を求められる部分には「油性塗料」がおすすめです。
ただ、屋外などの外でも水性塗料を使用することは可能で、完全に乾燥させてしまえば簡単に塗装がダメになってしまうことはありません
ですが、やはり耐久性が高いのは油性塗料ですので、よく直射日光が当たる箇所や、下地が鉄部(トタン)でさびが発生しそうなところは油性塗料を使用するのがいいでしょう。
さくらペイント工房では、お客様やお住まいの状況によって最適な塗料を提案しています。
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