【仙台市の外壁塗装】遮熱塗料とは?
2023/09/19
今回は遮熱塗料についてご紹介します。
使ってみたいけどよくわからなくて使う予定がなかった方や、塗料の内容がきになる方はぜひご覧ください。
遮熱塗料とは
遮熱塗料とは、太陽光を反射して温度上昇の抑える効果のある塗料のことです。 太陽光などで外壁や屋根の温度が上昇すると、室内温度の上昇にも大きく影響します。 遮熱塗料を屋根や外壁に塗装することで、太陽光や熱を反射して、室内の温度上昇を抑制します。
次にメリットとデメリットを見ていきましょう。
遮熱塗料のメリット
・室温の上昇を抑制
遮熱塗料を屋根や外壁に塗ることで、塗装面は太陽光を反射します。
その結果、屋根材や外壁材に熱がこもらなくなるので、室内の上昇の抑制につながります。
日差しそのものを反射することで、熱の発生自体を防ぐ役割があります。
塗料の種類にもよりますが
遮熱塗料を塗布した場合と非塗装の場合を比較すると、
「屋根の表面の温度は平均8℃~10℃下がる」
「室温は平均2~3℃下がる」
と言われています。
・節電・省エネ
遮熱塗料は室内の温度の上昇を抑制するので夏場のエアコンで使用する電力も抑えることができます。塗料遮熱塗料によって、エアコンの使用量を10%~20%ほど削減することができるといわれています。
・建材の熱損傷を防ぐことができる
屋根の素材、外壁の素材は、熱の受けることで劣化が進み、耐用年数が短くなることがあります。遮熱塗料は、表面温度の上昇を抑制する効果があるので、熱の発生を軽減し、熱による建材へのダメージを減らすことができます。
しかし、屋根や外壁は、湿度や雨風など他の様々な環境の影響もあって劣化していくものなので、一概に遮熱塗料を塗ったら確実に劣化しないわけではないのでご注意ください。
遮熱塗料のデメリット
・一般的なシリコン系塗料よりも価格が若干高い
遮熱塗料は、遮熱という特殊機能をもっている分だけ、シリコン系の塗料と比較すると工事費用がやや高くなる可能性があります。
・塗膜の耐久性が特段高いわけではない
塗膜の耐久性は、遮熱塗料とシリコン系塗料に大きな違いはないです。
遮熱塗料は日射反射率の高い塗料ではありますが、無機塗料やフッ素塗料などのように塗膜の耐久性能が特別高い塗料ではありません。
・劣化すると遮熱性能が落ちる
遮熱塗料も経年劣化に伴って、遮熱の性能も徐々に落ちていきます。塗膜は紫外線や雨風などの環境によって劣化しますので、他の塗料と同じく遮熱塗料も例外ではありません。
今回は「遮熱塗料」について解説してきました。
遮熱塗料での塗装は、室温の温度上昇をの抑制してくれるので「夏場の室温を少しでも涼しくしたい」という方にはとてもおすすめの塗料です。
外壁塗装や屋根塗装をされる際は参考の一つにしてみてください!
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