【仙台市の外壁塗装】塗料のグレードについて

外壁塗装や屋根の塗装をする際は幅広い種類のなかで塗料を選んでいくことになります。その際にどれが良いのか迷う方も非常に多くいらっしゃり、メーカーのサイトを見ても専門用語が多くてよく分からない方もいると思います。

 

塗料にはそれぞれグレードに応じた耐用年数があります。

値段が安いからと耐用年数が短い塗料を選んでしまうと、結果的には劣化が早くなり「お得」どころか「損」になってしまう場合があります。

 

そこで今回は、塗料のグレードと耐用年数を紹介していきます。

 

塗料のグレード

 

塗料のグレードは耐用年数の違いをグレードという表現で表しています。耐用年数が長いほど当然塗料の単価も高くなります。種類は6種類で

・「アクリル」

・「ウレタン」

・「シリコン」

・「ラジカル制御型」

・「フッ素」

・「無機」

に分けることができます。

注意点として、シリコンやフッ素のグレードというのはグレードであって塗料名ではないことがあげられます。

シリコン塗料と一言でいっても、各メーカーから何種類ものシリコン塗料が販売されており、またそれぞれの塗料によっても特徴が異なります。

 

外壁塗装などを行う際は業者からの見積もり書の項目に「シリコン塗料」としか記載されていない場合は、どのような塗料を使用するのか、メーカー名と塗料名を確認するようにすると安心です。

 

耐用年数

 

・アクリル

耐用年数：５～７年

アクリル塗料は最も安価な塗料です。しかし、耐用年数が短くて汚れやすいため、現在はほとんど使われていません。ただ、密着性が高いので軒天の塗装には日本ペイントのケンエースという塗料がよく使われます。

 

・ウレタン

耐用年数：７～９年

ウレタン塗料はアクリル塗料と同様、外壁塗装であまり使われることがないです。ただ、細部や付帯部などに使用することがあります。

 

・シリコン

耐用年数：10～14年

シリコン塗料は、現在最も多く使用されている塗料です。耐用年数と価格のコストパフォーマンスのバランスが良いのが人気です。塗料の種類、カラーのバリエーションも豊富で、遮熱機能や防カビや防藻などの様々な効果を持った塗料も販売されています。

 

・ラジカル制御

耐用年数：1２～1５年

ラジカル制御型塗料の耐用年数はシリコンとフッ素の間であるにもかかわらず、塗装単価がシリコンとあんまり変わらないため、人気の塗料です。

 

・フッ素

耐用年数：１５～２０年

フッ素の特徴は、耐用年数が長いところです。耐用年数が長いので、メンテナンスに手間のかかるビルや大型建造物などに使用されることが多いです。戸建てには価格が高いのであまり使用しませんが、劣化が早い屋根だけをフッ素で塗装するというお客様もいらっしゃいます。

 

・無機

耐用年数：２０～２５年

無機塗料は、塗料の中で最も耐用年数が長いのでメンテナンスに手間はかかりません。しかし、その分価格も高いので使用する方は少なめです。

 

以上今回は塗料のグレードについて紹介しました。

グレードによっても様々な塗料があるのでしっかり内容を確認して安心した外壁塗装、屋根塗装を行いましょう！