【仙台市の外壁塗装】アクリル塗料について

昨日の記事【仙台市の外壁塗装】塗料のグレードについての中で様々な塗料のグレードを紹介しましたが今回はアクリル塗料について紹介していきます。

 

アクリル塗料とは

アクリル塗料は、様々な種類がある塗料の中で最も安価なグレードです。

アクリル塗料は、アクリル系の合成樹脂を主成分とした塗料であり、水と混ぜて使う水性タイプとシンナーと混ぜる油性タイプがあります。

水性はモルタルやコンクリートを塗装する際に使われ、油性は打ちっ放しのコンクリート生地仕上げで使用され、油性のほうが水性よりも乾燥時間が早いです。

 

アクリル塗料のメリット

 

・安価

アクリル塗料は現在の塗料のグレードの中で最も価格が安いため、できるだけ安く塗装したい方、こまめに塗り替えしたい方にはすすめられる塗料です。耐用年数は短いが、低価格で塗装できるのは一番のメリットです。ですが、最近の外壁塗装ではあまり使用されません。

 

・扱いやすいので簡単に使用できる

アクリル塗料は1液型の塗料が多くて、希釈や撹拌をする手間がかからないので、比較的扱いやすい塗料になります。

また、密着性が高いので軒天などの塗装には使用されることもあります。重ね塗りもしやすいです。

 

 

アクリル塗料のデメリット

 

・耐用年数が短い

耐用年数は5～7年ほどで今ある塗料のグレードで最も短いです。そのため塗膜の劣化症状も早く現れます。劣化が早いのでメンテナンスに手間がかかり、ほかの塗料のグレードに比べて塗り替えの回数が多くなってしまうデメリットがあります。

 

・コストパフォーマンスはそれほど高くない

アクリル塗料の塗装単価はとても安いです。しかし、塗り替えの回数が多くなるので、そのたびに塗料代、足場代、人件費などがその都度かかります。長期的にみると、結果的に費用が高くなってしまう傾向があります。

 

以上今回は「アクリル塗料」について紹介していきました。

アクリル塗料は価格が安いため、支出を抑えて塗装することができますが、塗膜の耐用年数が短いためメンテナンスに手間がかかってしまいます。

そのため外壁塗装には現在はほとんど使われていません。しかし、塗料自体は悪いものではなく、使用できる場面もあります。メリット、デメリットを知って、自身の要望とお住まいに合った塗料を選ぶようにしましょう。