【仙台市の外壁塗装】フッ素塗料について

今回も塗料グレードの紹介です。昨日の記事では現在主流グレードであるシリコン塗料について紹介しましたが、今回は高グレードであるフッ素塗料についてご紹介します。

 

フッ素塗料とは

フッ素塗料とは、主な成分である合成樹脂に蛍石を原料としているフッ素樹脂が含まれた塗料のことを指し、様々な機能性を持ちます。

近年は塗料だけではなく、フライパンや歯磨き粉などにもフッ素が使用されていて、「汚れにくい」「焦げ付きにくい」などといったフッ素の特徴は親しみやすいものになっています。

 

 

フッ素塗料のメリット

 

・耐用年数が長い

フッ素塗料の耐用年数は15～20年でとても長くて、優れた耐久性を持っています。現在の塗料の中でも高グレードの優れた塗料です。

耐久性が高いとメンテナンスの手間や塗装の回数を軽減できるので、ビルやなどの大型の建造物にもよく使用されています。

 

・高い親水性

親水性とは水と密着する性質のことです。外壁に汚れが付着しても隙間に水が入り込み、雨水が流れる際に一緒に汚れを流してくれます。この性質は「低汚染性」「耐汚染性」などとも呼ばれていて、汚れにくい性質を持ちます。

 

・耐候性、耐熱性が高い

フッ素塗料は、外壁によく密着して剥がれにくいのでお住まいをまもる耐候性、耐熱性に優れています。耐候性は紫外線や雨風の影響を受けにくい性質があり、さらに耐熱性は紫外線の熱に強いため、塗膜を劣化からまもり、長期間建物を守ることができます。

 

 

フッ素塗料のデメリット

 

・価格が高い

一番のデメリットは耐久性などの機能性に優れている分、価格が高いところです。長期的なコスト面で考えると耐久性が高い分、塗り替え回数が減るので、結果的にはシリコン塗料やラジカル制御型塗料よりも安く施工できますが、一度の塗装にかかる費用はどうしても高くなってしまいます。

ただし、30年など長期的な目で見れば、塗替え回数が少なくて済むので、トータルコストは抑えられます。

 

以上今回は「フッ素塗料」について紹介していきました。

フッ素塗料は耐久性や親水性、防藻、カビなど様々な性質があり、とてもお住まいを守るという点で優れている塗料です。築10年ほどたってからの初めての塗装で、これからもまだまだ今のお住まいに住む予定の方にはオススメの塗料です。

フッ素塗料で塗装をすると塗り替え回数が減り、長期的なコストを抑えることができるので、長期的に現在のお住まいの塗装を考えている方はフッ素塗料を考えてみてはいかかでしょうか！