【仙台市の外壁塗装】塗装道具の種類と特徴-スプレーについて-

道具の紹介の最後は「スプレーガン」の紹介です。

 

スプレー

 

スプレーとは、スプレーガンと呼ばれる専用の塗装道具で、塗装を仕上げます。スプレーを使って塗装することを「吹き付け塗装」ともいい、吹き付け塗装をする際には塗料を専用の容器に入れて、霧状の塗料を外壁に吹き付けて塗装を行います。

 

メリット

スプレーによる吹き付け塗装は、仕上げの模様を豊富につくりだすこともできます。複雑な模様や凹凸で立体感を出すことで、重厚な雰囲気に仕上げたり、ユニークな仕上げをすることができます。

また、スプレーは補修にも適していて、補修跡が分かりづらい仕上がりの状態を綺麗に保つことができます。刷毛やローラーを使った手塗り工法に比べて、短時間で広範囲に塗装することができるというて点もメリットとして挙げられます。

 

デメリット

塗料の飛び散りが非常に多いため、広い範囲にしっかりと養生をおこなう必要があります。また、飛び散る分、塗料のロスも激しいです。

ローラーや刷毛に比べてムラができやすいので、作業を行う塗装職人に高い技術力が求められます。スプレーガンのタイプによっては、音がうるさいものもあり、塗装を行う際は近隣の方への配慮も必要となります。

 

 

スプレーの種類と特徴

スプレーには、主に「エアスプレー」と「エアレススプレー」の2種類があります。

 

エアスプレー

エアスプレーは、コンプレッサーで圧縮した空気を使って塗料を霧化して噴射し、塗装します。大量の塗料を噴射するために、一度に広範囲の塗装を行うことができます。しかし、飛び散りが激しく塗料のロスが多い塗装方法です。

 

塗料の容器がついている位置によって呼び方がことなり、重量、吸い上げ、圧送の3種類のタイプがあります。

 

エアレススプレー

エアレススプレーは、塗料自体を圧縮して小さな噴射口から噴射し塗装します。ホースの先端を指で押さえると水が霧状に噴射するのと同じ原理になっています。

エアスプレーに比べて、空気を含まないので塗料の飛び散りが少なくてすみ、高粘度の塗料を使用することができるので、一度の塗装で厚塗りをすることができます。しかし、圧力を下げると霧状にならないので、小物や狭い範囲の塗装には不向きな塗装方法です。

 

まとめ

今回で塗装道具の紹介はいったん終了です。

それぞれの塗装道具によって、メリットやデメリットがあって、塗装面によって適している道具も変わります。塗装する面の素材や塗料に合わせて、適した道具を使い分けて塗装してもらうようにしましょう！