【仙台市の外壁塗装】繋ぎ目を補修するコーキング、シーリング

サイディング（外壁）の目地部分やサッシ周りに充填されているコーキング（またはシーリング）は、雨漏りを防ぐための重要な役割を果たしています。しかし、コーキング（シーリング）も雨風や紫外線などの影響で劣化するため、外壁や屋根の塗装とあわせて定期的なメンテナンスが必要です。

 

そこで今回はコーキングについて紹介していきます。

 

コーキング

コーキングとは、サイディングボードやALCなどの外壁の目地と呼ばれる繋ぎ目を埋めるために使われる材料です。

ゴム状で弾力があり、建物が揺れた時にクッションの役割を果たします。そして、このコーキングがクッションになることで、建材同士がぶつかったりひびが入るのを防ぎます。さらに、隙間を埋めることで、建物内部に雨などの水が侵入するのを防いでいます。

 

コーキングとシーリングの違い

コーキングとシーリングはどちらの言葉もよく使われていて混同されがちです。

日本工業規格（JIS)では次のように定義されています。

 

・コーキング：展色材【てんしょくざい】（天然樹脂、合成樹脂など）と鉱物質充填剤（炭酸カルシウムなど）を混合して作られたペースト状のシーリング材

 

・シーリング：構造体の目地や間隙部分に充填して防水性、気密性などの機能を発揮させる材料

 

また、専用の押し出し機で施工するものをコーキング、あらかじめ形が決まっているものをシーリングと呼ぶケースもあります。

しかし、実際には厳密に区別して使われることはないです。

そこでお客様目線では、「コーキング」「とシーリング」は呼び方が違うだけで同じものだと思っていただいて問題ありません。

 

次回はコーキングの種類について紹介します。