【仙台市の外壁塗装】繋ぎ目を補修するコーキング-劣化のサイン-
2024/02/01
今回の記事は前回、前々回に引き続き、コーキングについての劣化症状について紹介します。
外壁や屋根と同様にコーキングも雨風や紫外線の影響で劣化していきます。今回はその特徴について解説していきます。
コーキングの劣化症状
コーキング(シーリング)の劣化症状としては、主に以下のようなものがあります。
・シワ、ひび割れ
紫外線や雨風などの影響によってコーキング自体の弾力性が失われ、地震の振動や温度変化による伸縮に対応できずに亀裂が入ってしまう劣化症状です。
ひび割れが発生してしまうと、そのひび割れ部分から雨水が侵入して下地が傷んでしまったり、そこから雨漏りに繋がる場合もあるので注意が必要です。
・肉痩せ
可塑剤(かそざい)と呼ばれる、コーキングに柔軟性を持たせる成分が表面に溶けだしてしまう現象で、それによりコーキング自体の厚みが失われている状態です。放置していると隙間ができてひび割れなどにつながり雨水が浸入したり、コーキングと外壁材が剥がれてしまうケースもあります。
・ベタつき、柔らかくなる
コーキングが劣化してくるとコーキング自体にベタつきが出てきたり、柔らかくなってきます。これはコーキングに含まれている可塑剤(かそざい)が表面に出てきてしまうことにより発生してしまう現象で、これを「ブリード現象」と言います。また、可塑剤(かそざい)が塗料や汚れと反応して、変色や黒ずみが起こりやすくなってしまいます。
今回はコーキング(シーリング)の劣化症状について紹介しました。
外壁や屋根が劣化してくると、シーリングも同様に傷んでいる可能性が高いため、気になった方はが塗装と一緒にコーキングも補修するようにしましょう!
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