【仙台市の外壁塗装】繋ぎ目を補修するコーキング-施工方法-
2024/02/02
今週の記事でコーキングについてはだいぶ理解を深められたと思います。
今回の記事ではコーキングの施工の手法について紹介していきます。
コーキングの施工方法
コーキングの施工方法には「打ち替え」と「打ち増し」の2種類があります。そして、コーキングを施工するタイミングは「先打ち」と「後打ち」に分けることができます。
それぞれメリットとデメリットがあって、どちらの方法を選択するかは劣化状況や業者の判断によって変わります。事前にどのような方法で行うのかをこの記事でしっかり確認しておくようにしましょう。
打ち替えと打ち増し
打ち替えとは、既存の古いコーキングをすべて撤去し、新しいコーキングを充填し施工する方法です。すべてのコーキングを変えるので打ち増しに比べて費用は掛かりますが、耐久性や防水性などの耐久性は打ち替えのほうが高くなります。
打ち増しは既存のシーリングを撤去せず、古いコーキングの上から新しいコーキングを充填し施工する方法です。費用は抑えられますが、既存のコーキングの劣化が激しい場合は打ち増しをすることはおすすめできません。
先打ちと後打ち
先打ち、後打ちは、文字通り、コーキングの施工を塗装の「前に充填する」のか、それとも「後に充填する」かという違いです。
塗装をする前にコーキングを施工する「先打ち」の場合、コーキングの上に塗装をすることになるので、塗料が紫外線や雨風などからコーキングを保護してくれます。しかし、塗膜はコーキングよりも硬く伸縮性がないので、塗膜の下のコーキングが地震などによって動いたりすると、上に塗装した塗膜が伸縮に対応できずにひび割れてしまうことがあります。
塗装した後にコーキングを施工する「後打ち」の場合、コーキングの上に塗装をしないのでコーキングの伸縮などによって塗膜がひび割れてしまう心配はありません。しかし、塗膜でコーキングを保護することができないので、先打ちよりも劣化が早く進んでしまうデメリットがあります。
次回は実際にどのようにしてコーキングの充填工事を行うかについて解説していきます。
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