【仙台市の外壁塗装】塗装が必要ない外壁はあるのか?
2024/02/07
ほとんどの外壁は経年劣化によって塗膜が劣化し外壁塗装が必要です。しかし、外壁の材質によっては外壁塗装が必要ではない家はあります。
外壁塗装が必要ない材質は劣化しにくいというのも特徴としてあります。
そこで今回の記事は外壁塗装が特に必要ない4つの外壁材について紹介します。
外壁塗装が必要ない材質
・タイル
外壁塗装が必要ない外壁材の一つがタイルです。
タイルは石や砂、粘土などを高温で焼き固めたものです。石や砂は無機物なので雨や日差しに強いです。
傷や汚れにも強いので、紫外線などの要因の劣化が少ないことから基本的には塗装の必要がないもので耐用年数は約30年です。
タイル自体は劣化の少ない素材ですが、タイルを接着する素材や目地に使われる材料(モルタルやセメントなど)はタイルと同じ強度を持ち合わせていないので補修が必要です。
目地にモルタルやセメントなどを使っている場合は目地の素材が水分を吸って劣化します。
そのため、タイル自体に塗装の必要が無くても目地の補修は必要となります。
また、タイルに塗装をすると10年ほどで塗装が劣化し、かえってメンテナンスの費用が掛かってしまったり、劣化早めてしまうことになるのでタイルには塗装はしないうほうがよいです。
・レンガ
外壁塗装が必要ない外壁の2つ目はレンガです。レンガは泥や粘土を高温で焼き固めたものです。
このレンガの耐用年数は50年以上ともされており、タイルよりも長い耐久性を持っています。
水を吸い込まないので、水の膨張によって割れることがありません。また、温度の変化にも強いので、伸縮することもありません。
しかしレンガもタイルと同じように、レンガ自体は劣化が少ないですが目地の素材は劣化をしていきます。
目地にはモルタルが使用されることが多いです。モルタルはひびなどの劣化が起こる可能性があるので補修やメンテナンスが必要といえます。
レンガもタイルと同様に塗装をするとかえって耐用年数が短くなってしまうので注意がひつようです。
・樹脂系サイディング
樹脂系サイディングも外壁塗装が必要ない外壁です。
樹脂系サイディングはプラスチックの一種である塩化ビニルで作られた外壁の材質です。
外壁サイディングは4種類あって、樹脂系サイディングはその中でも耐水性や耐久性に優れた素材です。
耐水性が高いので、水分による膨張が起こりません。そのため、凍結による被害の多い北海道などの寒い地域で使用されることが多いです。
つなぎ目が無いサイディングであれば、目地がないのでコーキング(シーリング)を補修する必要もありません。
しかし、紫外線や雨風によってだんだんと弾力が無くなっていき割れやすくなるため、20年から30年が経過した頃にはメンテナンスが必要となります。
樹脂系のサイディングは日本ではめったに使わていません。
・ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は金属の鋼板をアルミニウム、亜鉛、シリコンでメッキしたものです。金属サイディングとも呼ばれることがあります。
ガルバリウム鋼板はよく日本で使用されているトタンや窯業系サイディングと比較すると耐用年数が長く、耐久性が高い外壁材です。10年ほどではひびなどの損傷や劣化を感じることは少ないと思います。
金属の素材ではありますがトタンやアルミよりも錆びにくいです。
そして、ガルバリウム鋼板は素材が軽いため耐震性に優れており、外壁だけではなく屋根の重ね葺きやカバー工法にも使用される事が多いです。
耐用年数は長いですが全くメンテナンスがいらないということではないので、15年から20年で塗装するとよいです。
サビに強いといわれていますが、サビることはあるのでサビないようにメンテナンスや点検を行うようにしましょう。
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