コーキングの劣化!?-ブリード現象とは-対策編
2024/05/17
前回の記事ではブリード現象の概要について紹介しましたが、今回はその対策について紹介していきます。
ブリード現象の対策
・ノンブリードタイプのコーキング剤を使用する
コーキングに含まれている可塑剤がブリード現象の原因になると紹介しました。最近はこの可塑剤が含まれていないタイプが販売されています。
このコーキング剤があり、ノンブリードと呼ばれています。現在施工されている住宅においては主流になっています。
そのため住宅で使われているコーキング剤が、ノンブリードタイプのものか、可塑剤が含まれているものか確認しておくといいでしょう。
新築の場合であれば、施工業者に対してどのようなコーキング剤を使用したのか聞いておくとより安心です。
・専用のプライマーを塗布する
少し前に施行されたコーキング剤の場合であれば、可塑剤が含まれているものである可能性があります。
当時の施工業者に確認することが難しい状況もあるので、そのような場合は逆プライマーやブリードプライマーをコーキングの上から塗るといいです。
これらはプライマーと呼ばれているもので、コーキングから染み出た可塑剤の成分が、塗料との反応を防ぐのでブリード現象が起こりにくくなります。
・古いコーキングを除去して新しいものを打っていく
コーキングの耐久年数は5年から10年程度です。
すでにひび割れや剥がれなどが見られている場合には、かなり劣化が進んでいるといえます。
あるいはコーキングの表面がベタベタしている場合には、可塑剤が染み出して、コーキングの柔軟性や防水性が失われている可能性があります。
そのような場合は、古いコーキングを除去して、ノンブリードタイプの新しいコーキング剤を充填するしたほうがよいです。
以上ブリード現象について紹介してきました。
さくらペイント工房では、塗装だけでなくコーキングの打ち替えなども丁寧に行います。
お住まいの塗装やコーキングが気になった方はお気軽にご相談ください!
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さくらペイント工房
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