【仙台市の外壁塗装】FRPのメリットとデメリット

前回の記事【仙台市の外壁塗装】FRPとは？ではFRPの概要について紹介してきましたが、FRP防水には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
メリットとデメリットをよく理解しておくことは、メンテナンスである施工を業者にお願いする際にも非常に重要です。
そこで今回の記事ではFRP防水のメリットとデメリットを紹介していきます。

 

メリット

・軽量＋防水性が高い
FRPは軽量で建物への構造にも負担が少なく、地震などの際にも建物の揺れを軽減することができます。
耐震性に優れているのでやプールや船体などにも使用されるほどの防水性があります。

・衝撃に強い
繊維強化プラスチックでできているので衝撃に強く、人の歩行にも十分耐えることができます。
そのため、バルコニー、ベランダの防水材として最適と言われています。

・耐候性、耐久性に優れる
薬品などにも強く腐食しにくい性質があるため、プールや浄化槽、下水道施設などにも良く使用されています。

・工期が短期で終わる
FRP防水は塗膜の硬化時間が短いので、施工は何度か重ね塗りをしても1～2日前後で施工が終わります。
FRP防水の工期が約1～2日ほどなのに対して、ウレタン防水は約4～5日かかることが多いので工期が短いです。

 

デメリット

 

・費用が高額

ウレタン防水やシート防水などの他の防水工法と比べると、費用が高額になることがあります。
そして施工面積が大きくなるほど費用の差が大きくなり、2倍ほどになってしまうこともあります
そのため比較的小面積の場所に適しています。
 

・紫外線に弱い

プラスチック素材が使われているので、紫外線に弱いです。
したがって基本的に5年に1度は表面の防水層を保護しているトップコートと呼ばれる部分の塗り替えが必要です。
 

・独特の臭い

FRP防水施工中にはシンナーよりも強い独特の臭いがあります。

・場所によっては不向き

FRP防水は伸縮性が低いので、木造の広いバルコニーや鉄骨下地、雨漏りが長く続いた箇所などは、下地の伸縮に対応できなくて、そこからひび割れが発生する可能性があります。
したがって歪みが生じやすい箇所への施工は不向きです。

 

次回はFRPの基本的な施工手順を紹介します。