【仙台市の外壁塗装】火災保険の適用の流れ
2024/07/19
今回はこれまで紹介してきた火災保険の適用の流れを紹介していきます。
火災保険を申請するのは施工主(お客様)で、火災保険の審査をするのは塗装業者やリフォーム会社などの業者ではなく保険会社です。むやみに業者の話を信用して保険適用のつもりでいると、実は保険が使えないまま塗装工事契約も締結してしまい、自費で払わざるを得なくなったということになりかねません。そこで今回は火災保険を適用する流れを把握して、自分で使えるかどうかを確認しましょう。
火災保険適用の流れ
①破損箇所の確認と写真撮影
災害によって外壁塗装などの損害が見つかったら、まずは破損箇所の写真撮影をします。応急処置が必要な場合でも、処置をする前にまず写真を撮って損害箇所を記録しておきます。なお、写真撮影を行うのはなるべく被災後すぐであればある方がいいです。被災後から時間が経ってしまうと経年劣化によるものとみなされてしまうこともあるので、できるだけ早く写真を撮り、いつ撮ったものなのか記録も残しておくと安心です。
②施工業者に見積もりをもらう
次に施工業者に修理や修繕費用の見積もりを出してもらいます。保険会社に申請するうえでどのくらいの費用がかかるのか提出を求められるので、このタイミングで見積もりを取得して提出しましょう。なお、あまりに相場より高い価格だと保険の審査に通らない可能性もあるので、複数の業者に相見積もりをとった上で、妥当な金額を提示してくれる業者と施工の相談を進めると安心です。
なお、このタイミングでは火災保険が使えるかどうかはまだわかりません。そのため、火災保険が使えるなら外壁塗装をしたい」と言う方はこのタイミングで業者と外壁塗装などの契約を結ばないように注意しましょう。
③保険会社に申請
見積もりを取得したら続いて保険会社に申請をします。この際、加入している保険会社ごとに求められる書類も必要なので用意します。
必要な書類は基本的には以下の通りです。
・保険金請求書
・損害証明書
・印鑑証明書
・事故(災害)の状況説明書
・損害状況の写真
※保険会社によってはさらに書類の提出が必要な場合もあるのでしっかり確認しましょう。
④損害鑑定人の調査
申請をすると次はその内容の審査がされます。損害が保険の適用対象になるかどうかの審査では、保険会社の損害鑑定人によって審査が行われます。実際に損害鑑定人がご自宅まで訪問して立ち会い、損害状況の確認をした上で追って審査結果が通知されます。
⑤審査完了後、保険金の支払い
審査に無事通れば保険金が支払われます。原則、審査完了日を含めて30日以内に振り込まれる場合が多いです。しかし、大規模な災害の場合は、保険会社の支払いが多い場合は30日を越えることもあります。
次回は火災保険を適用する際の注意点について紹介していきます。
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