【仙台市の外壁塗装】外壁や屋根の塗装が剥がれてきた！対処法は？-施工不良-

前回の記事の続きで外壁塗装がはがれてきたときの原因について紹介します。

②下塗りが適切に行われていない

外壁塗装の塗装工程は、基本的に下塗り、中塗り、上塗りという合計3回の塗装の工程で行います。

外壁塗装の塗料と聞いて施主様の多くがイメージされる、白や黒、ブラウン、グレーなどの色のついた塗料は中塗りと上塗り（仕上げ）の工程で使用されるものです。最初の塗装工程である下塗りでは、フィラー、シーラーなどの下塗材が使用されており、その色は白や透明などが多いです。

この下塗りの工程があることで、塗料の密着度が高まり、結果的に外壁塗装の持ちをよくする効果があります。

しかし、下塗りの塗料は以下のポイントを意識して使用します。
・希釈率
・塗装の回数
・1㎡あたりの塗料使用量
・乾燥時間　などです

塗料メーカーでは、仕上げの塗料だけでなく、下塗材ごとに細かく使用方法を決めています。そのため、使用方法を丁寧に確認し、施工してくれる業者でなければ、下塗材の効果を十分に発揮できず外壁塗装の剥がれなどの施工不良につながる可能性があります。
 

③適切な下塗材を選択できていない

使用方法も大事ですが、下塗りの塗料選びも重要なポイントです。

ひとえに住宅の外壁材といっても、窯業系サイディングやモルタル、金属系サイディング、コンクリートなどさまざまな種類が家には使用されいます。外壁材の種類や外壁の劣化状態などで適切な下塗材が変わるので、使用方法を守っていたとしても、そもそも下塗材選びを誤っていると施工不良につながってしまいます。

業者が現地調査をしない、短時間の現地調査しか行われなかったといった場合は、適切な下塗材が使用されず、外壁塗装の剥がれにつながる可能性があるので注意しましょう。