【仙台市の外壁塗装】屋根の縦葺きとは?
2024/12/27
前回までの記事で屋根の工法である「横葺き屋根」について解説してきました。
そこで今回から「横葺き屋根」と同じくらい主流の工法である「縦葺き屋根」について解説していきます。現在のお住まいんの屋根が縦葺き屋根の方や屋根の葺き替え工事、屋根のカバー工法などで縦葺き屋根の工法を考えている方はぜひ今回の内容をチェックして自身の知識に加えておきましょう。
縦葺きとは
縦葺きとは、写真のような屋根の工法で、屋根の軒先に向かって雨水が流れるのと同じ方向に屋根を葺くやり方です。
見た目としては、縦縞になるため、シンプルな印象の屋根になります。
また縦葺きには、瓦棒葺き、立平葺きなどの種類があります。
・瓦棒葺き(かわらぼうぶき)
瓦棒葺きは、接合部分に心木という木製の棒状の部材を使った葺き方のことで、金属の屋根材を心木にすべて固定します。木を使用するために、軒先から水を吸ってしまうと腐食などの影響を受けやすいというデメリットもあります。
・立平葺き(たてひらふき)
立平葺きは、心木を使わない葺き方です。金属を折り曲げることで屋根材と屋根材を接合します。水による影響が少なく、瓦棒葺きに代わって行われるようになった屋根の工法です。
どんな人におすすめ?
・費用をおさえたい
・シンプルな屋根形状にしたい
・雨漏りの発生を防ぎたい
・メンテナンスを楽にしたい
縦葺きは垂木などを使わずに金属だけで構成されているので、腐食の心配が少なくメンテナンスが楽です。また、その形状からシンプルな見た目になりやすいです。そのため費用を抑えたい方やシンプルな外観を好まれる方にはおすすめできる屋根です。
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