【仙台市の外壁塗装】トタン外壁の種類
2025/01/16
前回の記事ではトタン外壁のお住まいが多くあることと、トタン自体の概要などを紹介しました。今回の記事では実際にトタン外壁にはどのような種類があるのかを一緒に確認していきましょう。
トタン外壁の種類
トタン外壁には、大きくわけて4つの種類が存在します。それぞれの名称と特徴は、以下に紹介します。
・波トタン
波トタンは「トタン」と聞いてまず初めにイメージされやすい種類であり、見たことがある方も多い代表的なトタンのひとつです。価格が安いため、手が届きやすいです。
波トタンは最もポピュラーなタイプで、横から見ると波うっているような形状に加工されたトタンです。
波トタンには波部分の高さや幅の異なる「小波」と「大波」の2種類があり、それぞれ一般住宅の外壁や倉庫の屋根、外壁などに使用されています。
ただし、横方向からの圧力に対する抵抗力が弱く、めくれたりたわんだりすることがあります。
・角波トタン
横から見た際、突起状になっているトタンです。倉庫や工場などに良く使用されているイメージが強いです。頑丈かつ費用も抑えめですが、塗り替えるときに塗り継ぎ部分を慎重に塗る必要があるのでメンテナンスの際には注意が必要です。
波トタンが緩やかなカーブを描いているのに対し、角波トタンは平面が多く、波トタンよりも横方向からの圧力に対する抵抗力があります。
角波トタンは倉庫や工場、店舗外壁などに使用されることが多いので、耐久性を重視したい人に向いている外壁材といえます。
・スパンドレールトタン
釘やビスが隠れているタイプのトタンです。代表的に使用されているところだと、ガソリンスタンドの天井や看板、外壁などに良く使用されています。
スパンドレルトタンは両端部分が特殊な形状に折り曲げられており、固定に使うビスや釘が見えないようになったトタンなので端部分を重ねて施工する上、ビスや釘などが雨に当たりにくい構造になっているため、雨漏りしにくいという点が優れています。
また強度や耐久性に優れており、ガソリンスタンド以外にも天井や外壁、軒天、看板下地などに使用されることが多いです。
雨水の侵入を防いで十分な雨漏り対策をしたい、長持ちさせたいという場合はスパンドレルトタンがおすすめです。
・リブ波トタン
端が山折りされて盛り上がった形状になっているトタンで、雨漏りしにくい形状です。サイズが小さめで幅が30センチ程度と1枚のサイズが小さいので、一部が壊れた際に部分交換が可能な点もメリットといえます。
角波トタンよりも平面部分が多いトタンで、1枚板ではなく細長い板を並べて施工するタイプのトタンです。
リブ波トタンは比較的デザインやカラーバリエーションが多く、和風の建物などによく使用されているイメージがあります。
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