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【仙台市の外壁塗装】シーリングの「打ち替え「打ち増し」の違いは?

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【仙台市の外壁塗装】シーリングの「打ち替え」「打ち増し」の違いは?

【仙台市の外壁塗装】シーリングの「打ち替え」「打ち増し」の違いは?

2023/08/22

以前の記事【仙台市の外壁塗装】シーリング、コーキングとは?の記事でシーリング工事について解説しましたが、今日は実際にシーリング工事で多く工事をする「シーリングの打ち替え」「打ち増し」がどのように違うのか。またどのようにして工事を進めていくかを解説していきたいと思います。

 

シーリングの「打ち替え」工事とは

シーリングの補修方法の一つで既存の古くなったシーリング材を取り除いて、新しいシーリング材を充填する作業のことを言います。目地部分シーリング材の撤去の手間がある分、打ち増しよりも費用がかかりますが、傷んだ箇所をしっかり取り除くことができます。

 

シーリングの「打ち増し」工事とは

古い目地(シーリング材)の上にそのままシーリング(コーキングを)塗り重ねる方法です。

古い目地(シーリング材)の状態が悪いと、上塗りした箇所だけ剥がれてしまう恐れがありますが、作業の手間は少ないため費用(工賃)は「打ち替え」より安くできます。

 

 

シーリングの「打ち替え」工事/流れ

 

次に実際の「打ち替え」工事の流れを解説します。

 

①旧シーリングの除去

旧シーリング材にカーターなどで切り込みをいれていき、既存のシーリング材を撤去します。

 

②バックアップ材を入れる

シーリング材除去してできた隙間にバックアップ材と呼ばれるポリエチレンの材料を隙間に嵌め込みます。

 

③マスキングテープを張る

目地の隙間周りの外壁には、新しいシーリング材がつかないようにマスキングテープを張ります。ここまでの作業で新しいシーリング材をいれる準備ができました。

 

④シーリング材を充填する

ここからシーリングガンと呼ばれる専用の機械でシーリング材を隙間に充填します。チューブの中の材料を押し出していくような感覚です。

 

⑤シーリング材を平らにする(レベリング)

へらなどを使い、充填したシーリング材をならしていき平らにするようにしていきます。ここでこの作業を手を抜くとこの後の塗装や美観が損なわれるので大事な作業です。

 

⑥マスキングテープ除去

そして平にする作業が終わったらシーリング材が固まらないうちに、外壁に貼っておいたマスキングテープを剝がします。

作業としては終了で、あとは固まればシーリングの「打ち換え」は終了です。

 

シーリングの「打ち増し」工事/流れ

「打ち増し」は「打ち替え」ろ②~⑥まで作業自体は変わらず一緒で、①旧シーリングの除去だけがない作業です。

※状況によって古いシーリング材の表面を削る場合もあります。

 

 

結局どちらがいいの?

外壁塗装でコーキングの補修もするときは、基本的には「打ち替え」が良いでしょう。

古いシーリング材を撤去して中身をまったくの新品にするため、耐久性も良くなるからです。

外壁の目地の隙間をしっかり埋めるので、防水性や柔軟性も打ち増しにくらべて格段に良くなります。

打ち増しでは、傷んで固くなったり、亀裂の入ったコーキングを完全に修復できるわけではありません。表面だけ塗り重ねても、中の古いシーリング材はまたひび割れたり隙間ができたりする可能性があります。打ち増しよりも手間と費用はかかりますが、お住まいのメンテナンスには打ち替えがベストだといえるでしょう。

 

ただ例外として

・お住まいの構造上の問題で既存のシーリング材が除去出来ない

・無理やり除去しようとすると建材を傷つけてしまう など

 

特定の箇所では打ち増しの方が良い、場合もあるので困ったときは業者に確認しましょう。

 

シーリング(コーキング)は外壁の目地の隙間を埋めて、防水するための大事な部分です。

知識をつけてよい外壁塗装、付帯工事を安心して業者に任せられるようにしていきましょう!

 

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