【仙台市の外壁塗装】破風の塗装って必要なの？

今回は外壁塗装や屋根塗装の際に付帯部として一緒に塗装することの多い部分である破風の塗装について紹介していきます。

今回の記事は破風について紹介します。

 

破風・破風板とは

破風とは、屋根の妻側の端の部分のことを指します。

そして、そこに取り付けられている板のことを破風板と言います。ちょうど写真の塗装している部分です。

 

破風板の役割

 

・雨水の侵入を防ぐ

 

屋根は上から下に吹く風や雨に対しては強いです。しかし、横や下から上に吹く風には弱い特徴があります。
そこで屋根に破風板を取り付けることによって、屋根内部への雨水や風などの吹き込みを防止します。

 

・防火性を高める

火事になってしまった場合に、破風板と軒があることで屋根裏まで一気に炎がまわらないようになっています。
特に屋根裏は防火材が使用していないので、燃えやすいです。この破風板があることによって火の手が広がる範囲を小さく抑えられています。

 

・雨樋の下地になる

 

雨樋は、屋根を流れる雨水を集めて地上や下水に導く部材です。
雨樋を設置、固定する際に金具を打ち付けるのですが、破風板は下地として有効活用されます。

 

 

破風板の材質の種類

破風板の材質は、木質、金属、窯業の3つがあります。
以前までの住宅には木質系が使用されることが多かったのですが、最近では金属系や窯業系が使われるようになりました。
金属系と窯業系は耐火性に優れており、耐久性もあるので、現在は人気があります。

 

破風板の色について

破風板の色は、屋根や外壁と同系色の色を選んでもいですし、違う色使用してもよくとくにきまりはありません。
白は汚れが目立ちやすい色なので、どうしても白色系を選びたい場合は、薄いベージュや薄いグレーを選ぶとよごれが悪目立ちしないのでおすすめです。

 

次回は破風板の塗装の重要性について紹介します。