基礎の土台部分の塗装は必要？

お住まいには、「基礎」と呼ばれる部分があり、外壁塗装を行う際はこの部分の塗装は必要なのかどうか悩んだ方も多くいます。
普段はあまり目に留まらない場所ですが、あらためてよく見てみるとひびが入っていたり、黒ずんでいることもあります。

外壁塗装をする際に、基礎部分は塗装は必要なのか、もし基礎が劣化していたら修理した方がいいのかを紹介します。
また、建物を支える大切な役割を持つ基礎部分について、塗装の必要性やメンテナンス方法についてもみていきます。

基礎とは

日本で戸建てを建築する際には、一般的に「基礎」と呼ばれる土台を作ってから、その上に建物を建てます。
基礎の多くは、中心部を鉄筋で形作って、周囲にコンクリートを流し込んで固めて作ります。
完成している建物を外側から見ると、地面と接する部分の高さ40cmほどに基礎部分が見えていることが多いです。

建物は基礎の上に作られるため、全ての土台となる基礎はしっかりと地面とつながっていること、傾きがないことが重要です。
基礎部分に不具合があると、将来的に建物が傾いてきたり、地震で崩れたりといった事故が起来てしまう可能性があります。

また、基礎部分を高くしておくことで、湿気や害虫からお住まいを守ることができます。
また、建物の周囲に雨水がたまってしまった時に、家の中へ雨水が入り込むことを防ぐ役割も持っています。
 

基礎に塗装はできるのか？

結論から言うと、基礎への塗装はできます。
ほとんどのお住まいは基礎部分がコンクリートで、表面にモルタルを薄く塗ることで仕上がります。
そのため、外壁塗装を行う際に基礎もコンクリートへ塗装する専用の塗料を使うことで、塗装することが可能です。

しかし、基礎部分を塗装した方が良いかどうかは、お住まいのつくりや業者によって考え方が分かれます。
基礎の塗装はメリットとデメリットがあるので次回はその部分を紹介していきます。