【仙台市の外壁塗装】横葺きのトタン屋根は時代遅れ?
2024/12/26
前回までで、横葺き屋根の概要からメリットとデメリットまでを紹介してきました。
今回の記事では実際に横葺き屋根の素材はどのようなものが使われているのかを紹介していきたいと思います。屋根の葺き替え工事や屋根のカバー工法などで横葺き屋根の工法を考えている方はぜひ今回の内容をチェックして自身の知識にいれておきましょう。
主流はガルバリウム
現在、横葺き屋根に用いられる屋根材として主流となっているのはガルバリウム鋼板という屋根材です。
・サビにくい
ガルバリウム鋼板の屋根材は軽量性、耐久性、耐腐食性に非常に優れています。一昔前の屋根材として主流である「トタン」と比較しても約4倍もサビにくいそうです。
屋根の上は紫外線や雨風などの自然環境に毎日さらされているので、金属が酸化して発生するサビに強いのは安心です。
・耐震性が優れる
また、地震発生時の住まいの揺れは、屋根の重量に比例するといわれます。
瓦と比較してもガルバリウム鋼板の屋根材は約1/10の重さしかないので、非常に耐震性に優れた屋根材と言えます。
トタンは横葺き屋根としてはあまり適さない?
ガルバリウム鋼板が主流となる前は、トタン屋根が主流であり、金属屋根材と言えば日本では「トタン」の屋根材が多く使用されていました。
しかし、現在では横葺き屋根にトタンを採用する事はおすすめ出来ません。
トタンは低コストで入手しやすい素材です。しかし、ガルバリウム鋼板屋根材と比較すると耐久性が低く、表面に傷がつくとサビや腐食のリスクが高まってしまいます。
横葺き屋根はただでさえ雨水の排水性に注意が必要な工法です。トタンのように耐水性が低い素材は雨漏りのリスクを高めることに繋がってしまいます。
また、導入コストは低いトタンですが、ガルバリウム鋼板と比べると、耐久性の問題から将来的に塗装や補修などのメンテナンスコストが大きくなる可能性があります。
長期的なトータルコストを考えた上でも、現状はトタン屋根では無く、ガルバリウム鋼板の屋根材を採用されることがおすすめといえます。
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