【仙台市の外壁塗装】横葺き屋根のデメリット
2024/12/25
今回の記事は前回の記事で紹介した内容の反対で横葺き屋根のデメリットについて紹介していきます。メリットの多い横葺き屋根ですが、デメリットも確かに存在します。現在のお住まいの屋根が横葺きの方や、リフォームで横葺き屋根の工法を考えている方はぜひ今回の内容をチェックして自身の知識にいれておきましょう。
横葺き屋根のデメリット
前回の記事では横葺き屋根の特徴やメリットであるデザイン性の高さを紹介しました。
しかし、横葺き屋根にもデメリットや注意点が存在します。
・勾配の緩さ
横葺き屋根は勾配の緩い屋根に施工が困難です。
横葺き屋根は、屋根材が水平方向に葺かれるので、雨水が屋根材のつなぎ目で滞留しやすく、それが雨漏りのリスクとなります。
特に、屋根の勾配が緩い場合は、雨水が適切に排水されない可能性があるため、勾配が約10%以上でなければ横葺き屋根を適用できないとされています。そのため、緩やかな勾配を持つ屋根には施工が出来ません。
・雨漏りのリスク
軒先などに滞留した雪によって、せき止められ逃げ場を失った雪解けの水が、段の隙間から屋根の内側に侵入して起こる雨漏りの可能性があります。また、雪の重みで潰され小さくなった上下段の隙間に雨水が吸引されるように滞留する雨漏り(毛細管現象)など、雪にまつわる雨漏りが発生しやすいのが、この横葺きという工法です。10度以上の勾配がある屋根であったとしても、積雪が多い地域の場合は横葺きの使用に注意を払うほうがよいでしょう。
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